Wellcome to “Malaville”

マラベル“Mallaville”(マラベル)は南米のセントルシア生まれで、南アフリカ共和国を拠点に活躍する国際的ファッションモデルのMala Bryan(マラ・ブライアン)が企画販売するアフリカの人形(doll)です。彼女はDollコレクターでもあり、2015年に18歳の時から温めてきたアイデアのDollの販売を開始しました。彼女の販売するdollの画期的なところは、アフリカ人のナチュラルヘアー(アフロヘアー)で多彩な褐色の肌の個性を持ったdollを販売しているところです。そしてそこにはアルビノの子のdollもいることです。

彼女は言います「アフリカの若い女性たちは自分たちの髪の毛をジェルやオイルでまとめて落ち着かせることができます、また、髪がストレートな方が見栄えがいいことも知っています。しかし、ストレートにすることによる髪のダメージもあるのです。そして、カリブ海諸国やアフリカの国々の中には、肌を白くする事が流行でもあるのです。彼女たちは肌の色が薄いほど、色々なチャンスが巡ってくると感じているため、自分たちの肌の色、髪を受け入れません。ですから、私は子供たちに自分たちの肌、髪、眼の色を理解し受け入れることができるようなおもちゃやdollでその表現を作ることが必要と感じていました。」

そして作られたdollたちの製造工程では、dollの頭の型を2種類製作したり、中国での製造工程に直接出向き試行錯誤を繰り返し製作したそうです。アフリカの人の鼻はもっと広いのではとの意見があったそうですが、それは黄色人でも白人でも色々なタイプの鼻を持った人がいますし、それが黒人の特色にはなり得ないと感じたそうです。彼女は、普通はアフリカ人の鼻筋は通っていると感じているので、それを表現したと言います。私ももっともだと思います。また、彼女は欧米のファッション業界でも活躍するスーパーモデルであり、米国にも長い間住んでいたので、別の肌の色の人たちが自分たちアフリカ系の人たちをどう見ているのかも理解していると言っています。アルビノのdollの作成でも、色々と調査し、2年もの歳月を費やしたそうです。

Rhaptaのミッションの一つにアフリカ世界の多様性理解を掲げています。これを理解するためにどうしたら身近に感じてもらえるかを考えた時に、日本でも身近なおもちゃで子供たちにも何となく簡単に感じてもらえるのではないかと思い、今回のご紹介に至りました。

お子様の持っているdollは金髪や黒色でもストレートで目の大きいものだけではないでしょうか。実は私もdollコレクターで世界のいろいろなdollを見て、各国から取り寄せています。アフリカには他にもdollを製作している企業はありますが、その中で彼女の販売するdollは、上記のような自身の経験や信念に基づいたものであり、自信を持って日本の子供たちにお勧めできると考えました。お子様やご自身のコレクションの一つとして、色々な肌や髪のdollをお部屋に加えてみてはいかがでしょうか。そこから多くのことを学べる機会があると確信しています。近日発売予定です!ご期待ください!storeへ